自然栽培野菜を食べよう!安全で栄養豊富で体に良いことだらけ
自然栽培という農法があります。
ご存じの方もいるかも知れませんね。今では本もたくさん出版されて映画にもなりました。
「奇跡のリンゴ」という阿部貞夫と松たか子が主演の映画です。
この映画で阿部貞夫が演じた「奇跡のリンゴを育てた農家」のオジサンが、木村秋則さんで自然栽培法の父(と勝手に私が名づけました汗)です。
Contents
自然栽培野菜は健康にいい?
現在の農業と日本の野菜は本当に安全?
リンゴって農薬を撒かないと 絶対に育たないと言われていたそうですね(汗)
木村さんの本を読むまで知りませんでした。
私は実家が田舎なので、祖父も両親も家の近くにある、わずかなスペースを利用して野菜を育てていました。
当たり前のように目の前には、家で採れた野菜たちが食卓に上がってましたが、それが農薬を使ってとか除草剤を撒いてとか
そんな話には発展しませんので、何を使って育てていたのかを知ることすらなかったです。
でもある時、木村秋則さんの本を読んで、「日本の農業は大変なことになっている」と痛感しました。
私はそれまで日本の野菜は、農薬や除草剤はほんの僅かしか使用していないと思っていました。
海外から輸入される野菜の方が農薬や防腐剤まみれなんじゃないかって。
でも決してそんなことはなかったんです。
むしろ日本の農薬使用量は半端ないです(汗)
世界でもトップクラスの農薬使用大国と言っても決して言い過ぎではありません。
知らない方がよかったのかもしれません、どうせ変えられないなら・・・
でもこの情報は、私だけが知らなかったわけではなく、日本人があまり聞かされていない話で、ニュースなどにも取り上げられず、新聞にも載ってませんから
自分から情報を集めない限り、表に出ることは滅多にないでしょうね。
日本の農家の実態を教えてくれた自然栽培の父「木村秋則さん」
木村秋則さんは、奥さんを思って農薬散布をやめたそうです。
でもこの選択が家族の壮絶な生活の始まりでした。
なぜなら昔は販売ルートを確保するには農協しかなかったんです。
今ならネットで、自分のホームページなどを作成して販売することも出来ますが、昔はそんな環境はなかったので農協に持っていくしかありませんでした。
農協で販売してもらうためには、農薬や除草剤などの量や回数が決まっていて、それをきちんと行ったものしか引き取ってもらえず・・・
その決まりはもちろん、国が定めているわけですから
従わないとせっかく作った野菜も、消費者の手に届けることすら出来ません(悲)
もちろん、木村さんも最初はリンゴに農薬を撒いていました。
年に数回、撒く時期も決まっているそうですが、この散布が始まると奥さんが体調を崩して寝込んでしまうんですね。
木村さんも皮膚が真っ赤にただれて、お風呂にも入れないくらいなんだそうです(涙)
他の農家さんたちだって、同じような状況だったでしょうね。
人間にこれほど悪影響をもたらす農薬をなぜ野菜に撒く必要があるんでしょう??
本当に不思議で仕方ありませんけど、これも国が定めていることなので、やらないわけにもいきませんね。
でも毎年回数を減らして、最後は1度も撒かないというチャレンジを始めたのが木村さんだったのです。
徐々に回数を減らしていって、1度だけ撒いた年にはリンゴは実りましたが、1度も撒かない年は1個も実りませんでした。
そこから10年以上も花の咲かない、実のつかないリンゴの木たちとの苦しい日々が始まります(涙)
木村さんについては、今回はこの辺にしますが、気になる人はぜひ木村さん直筆の本を読んでみてくださいね。
胸が熱くなって、人柄が伝わってくる内容のものばかりですから。
栄養満点!自然栽培野菜を食べよう
正直なところ、自然栽培農法まだまだ、世間に浸透しているという感じはしませんね(汗)
近所のスーパーや八百屋では売ってませんがネットではたくさん見つけることができます。
これからはもっと認知度も上がり、ショップも増えていくと思います。
ちなみに私は自転車でサイクリングの帰りなどに、あらかじめ調べておいた店へ寄ってみたり、
ネットでもSNSなどでフォローしておけば、収穫に合わせてお知らせが来るので採れたてを注文することも出来て便利ですよ。
近所で買わなくても、今ではあらゆる方法で、自分の気に入ったものを購入することが可能です。
どうせ買うなら、農薬漬けの野菜よりも安心して口に入れられるものを選びたいですね。
自然栽培野菜が見つからない!?
確かに・・・その辺では、ほぼ見かけませんね(汗)
地域によっては盛んな土地もありますが、一般に流通網を確保している大きな農家などは自然栽培ではないので、市販の野菜で探すのは至難の技かも知れません。
売ってないなら「自分で育てる」という方法もある
家に畑を作るスペースがないという人でも、今は手軽にレンタルできる農園というのもあって
実は最近とっても流行っています。
畑だけではなく農機具や苗などの、野菜の栽培に必要なものはあらかじめ用意されていて
それらも料金に含まれているので、体ひとつで気軽に農園へ行けるというのも人気の要因ですね。
シェア畑は、無農薬で野菜作りができるよう指導してくれるサポーターもいますので、これまで農業をやったことがないという初めての人でも安心です。
全国展開もしているので、一度近所にあるかどうか調べて見学に行ってみるのもおすすめですよ。
季節に応じてBBQや納涼祭りなども開催されるので家族で楽しむもよし、子供にもとっても恵まれた環境が広がっていますね。
スーパーなどで購入する野菜は、収穫してから数日は経っているので、どうしても鮮度は落ちてしまいます。
鮮度が落ちると栄養価も下がりますので、一番良い状態の新鮮な野菜を、口にすることが出来ないのが現状です。
自分で育てる最大のメリットは、正に新鮮な状態で食べられるというところです。
季節の野菜を自分で育てて、季節を感じながら安全で栄養たっぷりな野菜を、収穫してすぐに食べられるって本当に幸せなんじゃないでしょうか。
まずはネットでどんな野菜が買えるのか調べてみるのもおすすめ
私はお米も自然栽培米をネットで注文しています。
野菜もですが、お米も全然味が違うので、食べ慣れると他のが食べられなくなります(汗)
はじめはどこのショップがいいか迷って、あちこち試して購入していましたが、最近はずっと同じショップで注文しています。
大抵のショップは注文してから精米するので、玄米から白米までお好みで選べるのは嬉しいです。
私は家族がいるので白米にしていますが、本当は玄米が食べたいですね~
そのうちに玄米も試してみたいですが、玄米を食べ慣れている人なら、玄米の美味しさがわかるでしょうね。羨ましいです(笑)
他にもいろんな使い方が出来ますよ♪
無農薬なので「米の研ぎ汁発酵液」なども安心してつくることができます。
漬物にしたり、ヨーグルトを作ったり、いろんなレシピがあるので、料理の幅も広がってきました^^
以前からスーパーなどで売っている漬物には、何かたくさんの添加物が入っているなと。
気になって買うのを躊躇してはいたものの、糠漬けを作るほどの根性もなく・・・
手軽に漬けて、手軽に食べられる「米の研ぎ汁発酵液の漬物」は私にはピッタリです。
ネットで販売している自然栽培野菜はセットになっているものもあります。
野菜だけではなく野菜を加工したドレッシングや、果物で作ったジャムなども季節に応じて販売されています。
個人で作っているところが多いので、発売後に即完売というものも少なくありません(汗)
というわけで、
気になるショップのサイトには登録しておいて、お知らせなどをもらうとイイですよ♪
私もいくつか気になるショップがあるので、登録していますが野菜の発売時期などを、事前に知らせてもらえるので非常に助かってます。
検索するといろんなショップが出てきますので、興味があれば一度覗いてみて下さいね。
自然栽培野菜についてのメリットまとめ
近所で売っているから買う、というのは非常に安直な考え方だと思います。
木村さんの本を読むまでは、私もよく知らなかったので近場で調達していましたが、知ってからは全部というわけにはいきませんが、徐々にシフトしています。
まとめると
1.今の日本の野菜は決して安全とは言えないので、自然栽培野菜がおすすめ
2.自然栽培法は木村さんの本を読むとよく理解できる
3.買うだけではなく畑をレンタルして自分で栽培もできる
4.近所に売っていないので、自分で作ってみるのも楽しい
5.一度試してみたい人はネットで検索してみるのもおすすめ
こんな感じになるでしょうか。
健康のことを考えて野菜をたくさん食べているのに、その野菜が農薬まみれでは、健康に良いどころか、体に悪影響を及ぼすことも考えられます。
市場に売られている野菜を食べ続けることが、健康にいいかどうか、ということですね。
私はどうせ買うなら、健康に良いものの方がいいと思って、自分で選んだものを口に入れるようにしています。
自然栽培野菜、自然栽培米を食べて、いつまでも健康で過ごしたいですね♪
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