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「神は人が食べないことをお望みではない」キリバラの言葉と神の望み

ある本の中に、こんな文章があります。

これは、インドのグルでもある”パラマハンサ・ヨガナンダ”と、キリバラというヨギとの会話です。

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Contents

ヨガナンダとキリバラの会話 を読んで

以前に読んだ本に書かれていた文章を読んで、私はそれまで持っていた自分の常識が一変しました。

その本が、ヨガナンダの著書「あるヨギの自叙伝」です。

 

※以下引用※

 

世界中の何百万という飢えた人々のために

いだいた私の野心的な希望は、即座に否定されてしまった。

「それは出来ません」彼女は首を振った。

 

「私は先生から、この秘密を漏らすことを固く禁じられております。

創造に関する神様のご計画をむやみに干渉することは、先生のお望みにならないことでございます。

 

もし私が、食べずに生きる方法を人々に教えたら、お百姓たちはさぞ私を恨むことでしょうし、おいしい果物も、地面に落ちてむだに腐るばかりです。」

 

「不幸や飢えや、病気は、私たちに人生の意義を探求させるための、カルマのむちではないでしょうか」

 

「ママ様」
私はおもむろに言った。

「ではあなただけが何も食べずに生きてゆけるよう選ばれたのは、何のためでしょうか? 」

 

人間が霊であることを証明するためでございます」
彼女の顔は英知で輝いていた。

「人間は、霊的に向上するにつれて、しだいに、食べ物ではなく”永遠の光”によっていきられるようになるということを証明するためでございます」

 

※引用ここまで※

 

これはヨガナンダが、ギリバラという56年間、食事をしない女性とした時の内容だそうです。

 

当時、この本を読んだ頃に、私は不食についてとても興味を持ち始めていました。

でも自分にもできるだろうか、できたらどんなに素晴らしいか・・・

そんなことをよく考えながら、不食に関する本を読み漁っていましたよ(汗)

 

まずは一日一食から

私は一日一食を始めて、2年くらいになりました。

本当は不食を実践したいと思っていますが、今のところまだ一食に、かなりの執着があります(汗)

 

もちろん、自分のためにやっています。

先程のヨギのように、大そうな何かのためにではありませんよ(汗)

 

私が一日一食を始めた理油は、

その方が、本来の人間の食生活に近いんじゃないか?ということが徐々に分かってきたから。

多くの本には、一日一食についての記述がけっこうあるんですよね(汗)

 

例えば、”清少納言が人に勧められて、二食食べたら調子が悪くなったと書かれている”、と書いてあったり

もっと昔の縄文時代には一日一食すらまともに食べていなかった、なんて書かれていたこともありました(笑)

 

こういう本を読むうちに、栄養とは本当は食事から必ずしも摂らなくてもいいのではないか??

なんて考えるようになってきたんですよね。

 

でも、実際に周囲で不食している人の話しなど当然聞いたことありませんし、一日一食という人すらいませんでした(汗)

なので、自分の体で試してみることにしたのです。

 

一日一食はかなりツラい!?

一日一食を始めようとしても、いきなりは切り替えられないモノ・・・そもそも食べるの大好きなので、一食抜くのだって嫌でした。

 

でも、一日一食という食生活はどうしても実践してみたい!!

 

と思っていたら、

偶然にも、仕事の都合で急にお昼が食べられなくなったんです。急に、早朝から昼過ぎまで通しの仕事をすることになりました。

お陰であっという間に一日一食に切り替えられました(笑)

 

強い願望は叶うものですよね~♪

 

でも、最初から上手いこと行ったわけではなく・・・

一日一食を始めてしばらくは、一刻も早く食べたくて仕方ありませんでした(泣)

今日は何を食べようか、そればかり考えてましたよ( ;∀;) ゴハンマダ?

 

 

でも、仕事なので途中で食べることは出来ません。

この強制力がかなり功を奏しましたね!

 

そうしているうちに段々慣れていって、お腹が空いた方が気持ちがいいと感じるようになりましたよ。

食べたいという感情もあまり湧かなくなっていきました。

 

・・・お酒を飲みたいという感情には囚われ続けましたが(汗)

お酒は相変わらずですが、一日一食は定着しました。

お陰で12キロも減量できたり、時間に超余裕ができたり、夜寝なくても平気になりました♪

 

人間全員が食べないという世界は望ましくないが

ギリバラのような、壮大な任務は何もありませんが、私も不食を目指しています。

 

食べない身体になったら、人間はいったいどうなるんでしょう??

それがとーーーっても気になるんです。

 

人間とは本来どんなものなのかを知りたいと思っている、なので自分でやってみる、ただそれだけのことです。

 

そう言えば・・・

不食のことを以前、他のブログに書いたら、あちこちから止めに入られました(笑)

 

そりゃそうですよね(汗)

食事をしない人なんて、今の常識では到底考えられません。

 

情報を知らない人の方が多いでしょうから、常軌を逸した行為だと見られても不思議ではありません。

そもそも、地球上の人間が全員食べないことは、神様ですら望んでいないわけですから。

 

キリバラもそう話していますもんね。

私もそう思います。

 

だから、多くの人が不食について知らないままでもイイような気もしますね。知らない方がいいことも、世の中にはたくさんありますから。

 

食べないことが幸せとは、言い切れません。

食べられることは、とても幸せですよね♪

 

好きなもの、美味しいものを食べる時の幸福感は、何にも変えられない瞬間じゃないですか(笑)

そう感じられるのも人間の特権です。

 

だから、美味しいものが目の前にあったら、ぜひ味わって食べるのがおすすめです。

 

わざわざ、食べないなんて、ツラい方を選ばなくてもイイじゃないですか。ただ、一日三食も摂ることが本当に必要なのか??

ということだけは、誰もがぜひ考えてみて欲しいなと思いますね~

 

全く食べないのではなく、少しをよく味わって食べる

 

これが知恵を持つ高度な人間の、食生活のあるべき姿じゃないかな~と思ったりしていますよ。

あなたはどう思いますか??

 

神は人が食べないことを望まない、でも他に望むことがある?

 

そもそも

精神的に安定した状態を保てているからこそ「不食」が実践できると思います。

 

ストレスが溜まると、それを解消するために食べたり飲んだり、衝動買いしたりと何とか欲求を満たすことで、精神バランスを保とうとするんですね。

そのために、多くの人はヨガや瞑想をすることで、リラックスした状態をわざわざ作ります

 

ヨガや瞑想をしたことがある人なら、よく分かると思いますが、ポイントは呼吸ですよね。

呼吸法をすることで、リラックスして瞑想状態を作ると、精神バランスが整いますので、ストレスを軽減できます。

 

深呼吸をたくさんすることで、脳に酸素が回ったり、血流がよくなるので体温も上がる

こうして脳も体の状態もよくなるので、深呼吸をたくさんするのがおすすめですよ♪

 

何が言いたいかと言うと・・・

深呼吸をたくさんする

脳や体のバランスが整い、リラックスする

ストレスが軽減される

欲求を満たそうという気持ちが薄れる

暴飲暴食、衝動買いに気持ちが向かなくなる

 

というわけで、深呼吸は結果的に食事したいという執着を薄めることができるようになるんです。

 

こうなれば、たくさん食べたいという欲求からも解放されますしね。

神様は食べないことは望まないけれど、ストレスに晒され精神バランスを崩して、暴飲暴食することも望んでいないと思います。

 

ヨガや瞑想はちょっと難しい・・・と思うようなら、深呼吸をたくさんするだけでも充分に効果があります♪

 

私はヨガも瞑想も苦手です(汗)

なので、思いついたら、何十回でも深呼吸を繰り返すように心がけました。

 

これでも充分に食べ過ぎには効果があったんじゃないかと思います。実際に今は一日一食になって、食べ過ぎない生活を送れていますからね♪

深呼吸なら、いつでも気軽に思いついた時にできますし、深呼吸だけでストレス解消になるなら、絶対やった方がお得じゃないでしょうか?

 

キリバラの言葉と神の本当の望み

まだ不食のスタートラインにすら立っていないので(汗)

不食の先に何があるのかについては、まだ全然分かりません・・・が!

 

一先ず自分なりに少しでも、人間が本当はどんなものなのかということが分かるといいなと思います。

自分で納得できるくらいの何かに気付けたらいいなと。

 

そう言えば、先程も書きましたが、精神的にバランスがいい状態じゃないと不食という状態には行き着けません

 

食べ物以外の、その辺に漂っているエネルギーを吸収する訳ですからね~なんか謎の生物みたいですね(汗)

 

なので精神バランスが崩れると、そのエネルギーを吸収することができず、体重が激減して、結局食べ物から栄養を摂らないといけないわけです。

なので精神バランス、心の安定が必要不可欠ということになります。

 

なんか、どんどん難しくなってきちゃいましたが、結論を言うと

神様は人間にいつでも心が安定した状態でいて欲しいんじゃないかと!

 

神様の定義は人によって違いますが・・・

 

私的には、人間味のあるニコニコしたお爺さんみたいな感じじゃないかと思います(笑)

神様は、自分ができないことを人間に体験させることで、自分が同じことを感じているとよく言いますからね~

 

美味しいと感じれば、美味しさが伝わるでしょうし、悲しいと感じれば、悲しみが伝わる・・・

こんなふうに人の数だけ、感情や実際の体験を様々に感じているんだそうです。なので、誰も食べなくなったら、美味しさを感じられなくなってしまいますから(汗)

 

 

というわけで、

私には到底、垣間見ることすら敵わない境地を、歩き続ける人たちがいるってことは事実で。

そう言った、常識の物差しでは、決して計り得ない人たちが、この世には大勢いるということを、本は静かに教えてくれますよ。

 

本はとってもおすすめです♪

そして、思い出したら深呼吸をしてみてください。

それがもしかしたら神様の本当の願いに繋がっているのかも知れませんので♪

あるヨギの自叙伝 [ パラマハンサ・ヨガナンダ ]

 

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