【板橋】南蔵院で夜桜見物♪見頃や花まつりで買えるお土産もチェック
板橋区蓮沼町にあるお寺、南蔵院。
毎年3月~4月の桜の時期に、お釈迦様の誕生を祝う【花まつり】を開催しています。
遠方からも多くの人が訪れ、ライトアップされた夜桜がとっても美しいと人気ですよ♪
今回は隠れた桜の名所、南蔵院と人気の花まつりのお土産などご紹介したいと思います。
Contents
【板橋】南蔵院の基本情報
まずは板橋にある南蔵院についてチェックしてみましょう!
住所:東京都板橋区蓮沼町48-8
TEL:03-3967-7611
真言宗智山派
関東三十六不動尊
第十二番札所
豊島八十八ヶ所霊場
第三十四番札所
おおー(汗)なんかお遍路さんみたいなものが書いてありました・・・私はお寺について、あまり詳しくないのですが、関東にもこういったものがあるんですね^^;
ホームページにはこう書かれています。
当院は「関東三十六不動尊・第十二番札所」に定められており、また「豊島八十八ヶ所霊場・第三十四番札所」にもさだめられております。御信徒様の話で、夢にお不動様が出てきたことによって事故に合わずに助かったという話(詳しくは略縁起をご覧ください)もございます。是非、一度ご参拝にいらっしゃってください。
という逸話も残っているんですね。また略縁起にはこう書かれていました。
ある御信徒の話では、仕事の都合で始発に乗らねばならなかった日に、志村のお不動さまの夢で寝坊をしてしまい、あわてて停留所へ駆け付けると、停留所にはダンプが突っ込んでおり、なぎ倒された人々で血の海地獄であった。「お不動さまにお助けいただいた」と震えずにはいられなかったそうである。
信仰のあつい人の側で、いつも見守ってくださるという話は本当によく聞きますが、夢を見て寝坊したことで命を救われるということもあるんですね。
かつて、この近くに志村城というお城があって、よく吉宗が鷹狩をしていたそうです。
吉宗が鷹狩の際に南蔵院へ寄った際に、見事な枝垂れ桜を見て、南蔵院を櫻寺と命名したそうですよ。
都内にある枝垂れ桜の名所の多くは、吉宗の植樹によるものだと言うことで、故郷の紀州を懐かしんでのことかも知れませんね。
南蔵院の桜
南蔵院は櫻寺と呼ばれるほど、いろいろな種類の桜を見ることができます。
ライトアップ:18:00~21:30
そこまで広いというわけではありませんが、夜になるとライトアップされた桜がとても幻想的です。
外からでもその姿を眺めることができるので、道行く人たちもつい足を運んでしまうこともあると思います^^
この八重紅枝垂桜が「板橋十景」にも選ばれ、今では桜の名所と呼ばれるようになりました。
境内には、吉野桜・八重桜・山桜・八重紅枝垂桜・桃など、たくさんの美しい花木が植えられています。
毎年4月には、4月8日のお釈迦様の誕生日を祝って「花まつり」を開催したり、桜の見ごろに合わせていろんな行事も開催されています。
お釈迦様に甘茶を3回かけるんだそうで、私もかけてみました。
いろいろと勉強になりますね^^
南蔵院の花まつり
花まつりとは、お釈迦様の誕生を祝って行われる行事のことです。
釈尊降誕会灌仏会・仏生会とも呼ばれているそうですよ。
お釈迦様がルンビニー(村)の花園でお生まれになり、その時に甘露の雨が降ったという言い伝えから、花御堂をルンビニーの花園に見立てて誕生仏を安置し、上から甘露の雨を表す甘茶を注いでお祝いいたします。
院内には茶処もあります
お茶を飲みながら、ゆっくり寛いで桜を眺めることもできます♪
野点茶屋
営業場所:境内
営業時間10:00~16:00
ティールーム紅しだれ
営業場所:福聚殿(ふくじゅでん)ホール
営業時間:11:00~
出典:http://www.nanzoin.or.jp/keidai.html
花まつりイベントスケジュール
美しい桜の花を眺めながら、いろんなイベントも開催されます。
4月1日午後~:祭囃子とお神楽
4月5日14時~:真言声明/舞楽付釈尊降誕会法要
4月6日18時30分~:ひろさちや先生/仏教講演会(会費1000円)・20:00~懇親会(会費3000円・要予約)
4月7日18時~:夜桜寄席(古今亭文菊・柳家紫文・桜川七好・ケーシー高峰)無料
4月8日18時~:花まつり・夜桜コンサート(ピアノ奏者:奥村友美/ソプラノ:西尾舞衣子/バリトン:清水宏樹 弦楽四重奏 バイオリン:高橋暁/バイオリン:梶谷裕子/ビオラ:田中景子/チェロ:橋本歩)入場料2000円
南蔵院の桜の見頃は?
南蔵院の桜の見頃ですが、3月27日(火)現在で7分咲きと言ったところです。
花まつりのイベントは4月1日(日)~8日(日)までですが、その頃にはもしかしたら、見頃は過ぎているかも知れませんね(悲)
なので、4月上旬が一番美しい姿が見られるのではないかと思いますよ♪
21時30分まではライトアップされていて、この景色がとっても幻想的で本当に魅了される美しさです。
こちらの画像は、3月29日(木)19時前頃に、訪問した時に撮影しました。
昼間よりも夜の方が人が多いのが驚きです(汗)
皆さん、ライトアップされた桜を眺めたり、カメラで撮影したりと夜桜を堪能していて、とても素敵な空間だなと感じましたね^^
ぜひ機会があれば夜桜見物にも足を運んでみてはいかがでしょう?
花まつりのお土産はこんな感じ♪
毎年、この時期だけ駐車場にお土産などのグッズを販売していますので、その中からいくつかご紹介しますね!
境内にはお茶処コーナーの向かいに、根付などが売られています。
駐車場にはテントが張られています。
紅しだれまんじゅう600円や色んな味のういろうが540円(だったと思う)。
他にも桜の葉が入った「さくらせんべい」や、「ごぼうせんべい」
お線香もたくさん売られていました。
まとめ
いかがでしたか?
南蔵院は地元の人たちからもとっても愛されている馴染みの深いお寺で、定期的に子ども会という夕食会なども開催しています。
学生も多く参加して、小学生の宿題を見てくれたり、一緒に遊びながら夕食を食べることができるので、近所の子どもたちが大勢お世話になっています。
いろんな活動で地域に貢献してくれている南蔵院は、昔の寺子屋のような暖かい存在にも近いかも知れません。
大人から子どもまで楽しめる桜の名所、ぜひこの機会に一度遊びに来てみてくださいね♪