漫画「山賊ダイアリー」を読んで、田舎暮らしについて考えてみた
何年か前に
本気で猟師になろうかと考えていた時期があります。
実家が山梨の山奥で鹿や猪もよく出没しますが、郷土料理にはボタン鍋もあって昔から親しまれてきました。
今回は大好きな漫画「山賊ダイアリー」を読んで、
わが故郷、獣が身近にいた田舎について考えてみようと思います。
Contents
猟師が描くマンガ「山賊ダイアリー」
「山賊ダイアリー」という猟師漫画が大好きです。
(今回引用させていただいた画像は筆者の岡本さんご本人です)
「山賊ダイアリー」の作者岡本さんのブログは
猟師が実際に暮らす様子がよく分かる画像や実際の解体する動画などもあって
非常に参考になりますので、ご興味ある方はぜひ覗いて見て下さいね♪
そもそも
私が猟師に興味が湧いたのは、幼い頃の夢がスナイパーで銃を扱うことに関心があったり
元旦那が軍事ヲタだったので
当時、家にいろいろなエアガンや装備品が収集されていて、それに触発されたのかも知れません。
もしくは実家に出没する害獣を自分で仕留めて、
美味しい肉を調理して酒の当てにしたいと思ったからかも・・・昔から「またぎ」に関心があったのも確かです。
きっかけはもうなんだったのかも忘れてしまいましたが・・・(汗)
資格の取得方法や銃の保管方法など、
いろいろなことを調べているうちに、
あれこれと猟師に関連する本を探していたら、たまたま見つけた漫画でした。
実際に猟師となって生活している作者が
いろんな動物を狩りながら、命の大切さや
岡山の田舎に暮らす様子を綴って、その生活の素晴らしさを描いているもので
読めば読むほど、猟の楽しさも分かりますし
反対に、その難しさを思い知ることにもなり
結局「今の自分には無理だ」と猟師になるのを諦めました(泣)
最近は若者でも猟師になる人が増えてきた
そんな猟師マンガ「山賊ダイアリー」ですが
最近は若い人の中にも、猟師になる方が増えているそうですね。
猟師になった若者の本を、何冊か読ませていただきましたが、
田舎に暮らすことだけでも結構難易度が高いのに、
猟師という特殊な仕事を志すってことが、すごい決断力だな~とつくづく感心してしまいます。
でも、現実には猟師たちの高齢化が進み、
一方では後継者問題もある中で、
こうして若い人たちの関心を増やすことにも
漫画やアニメは大きく貢献しているのかも知れませんね。
猟師だけで生活するのは難しいという現実
しかし・・・気軽に出来る職業でないことも事実
猟が出来る時期は1年のうち11月~2月のみと
とても短くて猟師だけでは生活できないという現状もあります。
最近では
少しずつジビエ料理を扱う店も増えましたが
猪や鹿などの肉も、もっと一般的に普及していくと
安くて新鮮で美味しくて
無駄のない自然との共生も出来ていくのかも知れませんね。
私も田舎で自然栽培で育てた野菜などを使って
将来は飲食店をやりたいと思っています。
長女は喫茶店がしたいそうなので、食材として使えてちょうどいいかも。
もちろん、
猟師や農業が決して楽なことではないこともよく理解していますので、
もし本気で取り組むなら、これからもっと多くの知識を身につけなければいけませんね。
そういったことも含めて
今はまだ自分にできるかどうかもまるで分かりませんが、
それでも、自分がそこに身を置いたところをイメージしただけでわくわくします♪
猟師が住む、田舎の事情もよく把握しよう
猟師はともかく・・・
将来は自然栽培で野菜や果物をつくって自給自足を始める人も最近はかなり増えています。
私も数年後は脳波をしようと本気で考えていたので、
私がつくったものを、娘が提供する・・・ふと、そんな風景が浮かびました。
そうは言っても、若い人の田舎離れが絶えないという地域もあります。
地方には限界集落も多く、高齢者だけの地域では、近所に店もなく買い物すら簡単ではありません。
そんな場所に、新たなコミュニティをつくることで人が集う場所を作りたいという気持ちもあります。
近場にあれば利用者も増えるでしょうし、地域の方たちとの交流も増えます。
そういった限界集落に対して
サービスを提供する企業も増えていて
自宅前まで来てくれる移動スーパーや
新しい取り組みをする団体などの情報は、テレビ番組で知ることがとても多いです。
「カンブリア宮殿」や「日本のチカラ」などのテレビ番組で
紹介してくれることも多いので、非常に勉強になりますしアイディアも湧いてきます♪
今では耕作放棄地が日本中にたくさんあって、
ネットでも古民家付きの広い土地を激安で提供してくれる地域や団体もあったり、
意外と関東近郊でも農作放棄地はたくさんあります。
高知は古民家や農地を提供する先駆けとも言える人気の地域みたいですね。
気になる方はぜひ検索してみてくださいね。
猟師や田舎の知識も、マンガや本なら分かりやすい
ある本を読むまでは、日本でつくられている作物が
化学肥料や除草剤、農薬まみれだって知りませんでした(汗)
ある本を読むまで今の種は、
子孫を残せないように遺伝子操作されていて、
しかも海外からやってくるモンサント製のものだとは知りませんでした。
それを知ってからはせめて
お米は自然栽培のものにと考え自然栽培米に切り替えました。
減農薬野菜を扱う店で野菜を買うようになりました。
本を読むことで、たくさんの真実を知るきっかけをもらいました。
知るチカラ、選ぶチカラを得ました。
これからももっと知りたいと思いますが、
いろんな情報を把握する上で、本の役割はとても大きいですね。
自分で選ぶチカラや、自分のチカラで出来ることを増やして、もっと自然と共生できる環境を作りたいです。
そういう意味でも、本にはたくさんのヒントがありますので、本を読むのはおすすめです♪
・・・なんて言ってる私も
実はちょっと前まで年間で2冊くらいしか読んだことなかったです(汗)
でも必要な情報が載っていそうなものを検索すると、どうしても本に行きつくんですよね(笑)
読まないと必要な知識が得られないので、仕方なく本を読み始めたのです。
そんな私も、今ではいつも数冊の本を平行して読んでいます(汗)
どれも面白くて、どんどん進みます(興味ある内容のものだけなんで当然ですが汗)
人間がこれからもっと自然と共生して
より生活に取り入れて密着していけたら
もっと豊かに気持ちになれるんじゃないかと思います。
猟師に興味がある方はもちろん
興味ない方でも、とっても楽しめると思うのでぜひとも!
この機会に「山賊ダイアリー」を読んでみてください~とってもおすすめです。
全7巻ですが、今は「山賊ダイアリーss」という海の方の漁師、
海賊な内容に変わったようです。機会があればそちらも読んでみたいと思います!
山賊ダイアリー リアル猟師奮闘記7巻【電子書籍】[ 岡本健太郎 ]
自然栽培の本もおすすめ
そしてそして、
猟師とは全然関係ありませんが(汗)
自然栽培法を発見し
世界中にこの農法を広めるために
尽力している自然栽培の父
奇跡のリンゴの木村秋則さんの本も超おすすめです!
木村さんの本には
UFOや霊や龍の話など、
リンゴ以外にもたのしい内容満載で
たくさん出版されているので、
同じ内容かもと思いきや、
いろんな内容が盛りだくさんなので
毎回面白く読み終えることができます。
オカルトファンにも楽しめる一冊なので
この機会にどちらもぜひ手に取ってみて下さいね。
超自然読本、どちらもおすすめです~♪