ピロリ菌の原因は食生活?対処法は朝断食で胃の環境を整えるだけ!
近年、胃潰瘍や胃炎に悩まされる人が増えたといいますが、
その主な原因の1つとして挙げられているのはピロリ菌です。
現代ではピロリ菌の感染者数は、日本人だけで6000万人と言われています(汗)
・・・日本人の約2人に1人はピロリ菌感染者という計算になりますね(怖)
最近ではその症状に悩まされて病院で処方してもらう人も増えているとか・・・
でも、もっと根本的な原因を知っていたら、ピロリ菌を簡単に除去できますし、これからも感染しなくて済みますね!
今回はピロリ菌に感染してしまう根本的な原因と、その対処法についてご紹介していきたいと思います。
Contents
ピロリ菌の原因は食生活だった
ピロリ菌に感染する人が、近年急増している背景にはいったいどんなことがあるんでしょう?
この10数年ほどでよく聞くようになりましたが、おそらく突然現れた菌というわけではなく
それ以前にもずっと存在していたと思います。
しかし、ある時から胃の中で繁殖することができるようになり、それが原因で胃を荒らすようになりました。
こう考えてみると、変わったのはピロリ菌ではなく、人間の方じゃないか?と推測できます。
食生活で変化した胃酸
日本人は近代化が進むにつれ、食生活も劇的に変化してきました。
よく言われるのは欧米化です。
本来、日本人は動物の肉はほとんど口にしませんでした。
ところが明治維新以降は、洋食がはやりハンバーグやステーキなど、肉がメインのメニューが一般的になり、今では毎日のように食べる人もいるんじゃないでしょうか(汗)
そして、1日に3食しっかり食べるという食生活が一般化します。
望ましい食生活とは?
では日本人はそれ以前、どんな食生活をしていたかと言うと
- 玄米
- 野菜の漬物
- 味噌汁
びっくりするほど質素ですよね(汗)
これを1日に1~2食ほど食べていたそうですよ。
粗食の極みです。
でも、毎日これを食べていた日本人は驚くほど力持ちでパワフルでした。
女性でも米俵5俵(300kg)を軽々と担いで歩いたり、車夫は1日で50km走ったといいます。
出典:https://gendai.ismedia.jp/articles/-/46027
これなら明治時代の戦争で、西洋人に圧勝したのも頷けます(汗)
実はこの粗食と少食に、現代人の胃との大きな違いがあるんですね。
違いは胃酸にある
食べる内容が今とはまるで違うので、これによって胃酸もかなり変化したようです。
本来であれば胃酸は1.0~1.5の強酸性なので、菌が棲むには過酷な環境です。
ではどうして近年はピロリ菌が大繁殖するようになったのでしょうか?
それは、1日に3食絶え間なく食べ続けることで、
胃酸が薄まりアルカリ性に限りなく近い弱酸性に傾いていることが原因です。
この弱酸性の胃の中は菌にとって、とても棲みやすい環境なので、
盛んに繁殖が進み、菌が増殖することで胃潰瘍などへと発展していくんですね(汗)
薬を飲んでも再発するピロリ菌
病院へ行くと薬を処方され、飲用することでピロリ菌を除去することができます。
でも、いなくなったと安心したのも束の間、ピロリ菌が再発していたというケースも多々あるそうです。
薬で対処したはずなのに、どうしてまたピロリ菌に感染するのか?
答えは簡単、食生活自体を見直さない限り、胃酸は強酸性には戻らないので
その時だけ薬で除去したとしても、結局またピロリ菌に感染してしまうのです。
また薬を飲んで胃酸の分泌を抑えることで胃の中がアルカリ性に傾くので、ガンなどのリスクが高まるといいます。
せっかくピロリ菌がいなくなったとしても、違う病気になっては意味がありません(汗)
では一体どうすれば再発しないようになるのか?
それは食生活自体を見直す必要があります。
ピロリ菌と無縁の食生活で快適に
さきほども述べたように、現代の食生活はかなり欧米化しています。
そして1日に3食摂ることで、絶えず胃は食べ物を消化し続けているため、本来の強酸性から弱酸性に傾いている人がほとんど、
このため、菌が繁殖しやすい環境が整っているのでピロリ菌や他の菌に感染する人が急増しています。
対処法は、この2つの食生活を見直すこと
1つは食事の内容
洋食は手軽なので、つい食べてしまいがちですが、できるだけ昔の日本人の食生活に近い食事を心がけること。
そして、もう1つは食事の回数や食事の量です。
たくさん食べたい、という気持ちは分かりますが、それは決して体に良いとは言えません。
食事サイクルに合わせた食生活をしよう
動物には食事サイクルがあります。
・朝4時~昼12時までは排泄、排毒の時間帯なので固形物などは口にしないのが理想です。
・昼12時~夜8時は摂取の時間帯なので食事をするのに最も適しています。
・夜8時~朝4時は栄養素の吸収と、それを体の隅々まで浸透させる時間です。
というように時間帯によってサイクルが決まっているので、
それぞれの時間帯に合わせて食事をするのが最も効果的です。
さらに、こんな研究結果もあります。
尿中の毒素の排泄量を、食事回数別に調べた結果
- 1日3食食べる人・・・75%
- 朝と夜食べて、昼を抜く人・・・66%
- 昼と夜食べて、朝抜く人・・・100%
- 1日1食(15~16時に食べる)の人・・・127%
朝食を抜くことで毒素が100%排泄されることからも、朝から昼までは排泄の時間帯であるということがよく分かると思います。
朝断食で胃の環境を整えよう
食事内容を昔のように変えるのは、ちょっと難しいかもしれませんが、
食事の回数を減らしたり、食事の量を減らすことで胃酸を薄めないだけでも効果があります。
特に朝食をとらないことで、排泄や排毒がスムーズに行われるようになるので、
できるだけ朝食を食べないか、固形物ではなく飲み物だけにすることで大きく改善されます。
断食療法で数々の難病を完治させた甲田光雄医師は、
薬を飲まなくても少食を心がけることで酸性度が正常化して、胃の中は自然にピロリ菌が棲めない環境に戻ると言います。
まずは食事内容よりも少食にすることを心がけましょう。
これだけでも胃酸を正常な状態に改善することができますよ。
朝食を抜くのは無理、という人はせめて固形物を控えて具をよけた味噌汁やジュースがおすすめ、
酵素ドリンクや無農薬野菜ジュースならデトックス効果も高まって相乗効果が見込めますね。
酵素は生きていくうえで欠かせないものですが、体内作ることが出来ないので
生野菜や刺身などから摂取したいところですが、毎日食べるのが難しいという時には、こういった酵素ドリンクがおすすめです。
また、無農薬野菜は農薬を使用した野菜に比べて抗酸化物質の含有量が高いので、
無農薬野菜を圧搾したジュースなどもとってもおすすめです♪
まとめ
今回は、ピロリ菌に感染する原因や再発する理由についてご紹介しました。
胃酸の酸性度の違いが、ピロリ菌感染の原因になります。
ピロリ菌が棲みやすい環境にならないよう食生活を見直していきましょう。
食事内容も徐々に見直せたらいいですが、それよりもまずは朝食を抜く、そして量を減らすことが
菌を自然に棲みにくい環境へと変える近道だと思います。
そして胃の環境を正常に整えることで、ピロリ菌だけではなく
ガンや多くの病気にかからない身体をつくることにつながりますので、
まずは朝断食にチャレンジして「空腹の気持ちよさ」を感じてみるのもおすすめです♪
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